リテラシー

Jul
23
戻るじゃなくて選ぶ

戻るじゃなくて選ぶ

「リモートから物理出社に戻る」 「観光需要が戻る」 っていう表現をコロナ明けてここ数ヶ月でかなりの頻度で見るようになった。 でもここでこそ、 * グレートリセット * ニューノーマル(ノーマルがないという多元的定常状態) という中で、強制的に多様生を自分にゼロベースでインプットしたうえで、目的に応じた「デザイン」観点を持って能動的に選択していきたい。 当然、人間は性質として変化が嫌いなので(私も惰性的なものも含めて毎日毎週繰り返していることはたくさんある)、「選ぶ」ではなく「戻る」ほうが、慣れ親しんだことを繰り返すことで時間が過ごせるのでラクではある。
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Jul
03
尊いもののためのシステム思考 ~千葉県流山市~

尊いもののためのシステム思考 ~千葉県流山市~

突然な感じもするかもしれないが、「子供がたくさんいてニコニコしている姿」がこの世で最も神々しいものだと感じている自分としては、こちらのホリエモンチャンネルの動画で取材・撮影している千葉県の流山市の事例は見ていてワクワクする。 * 保育士さんの採用、そのための行政の金銭的補助 * 理解して動いてくれた議員さんの活躍 * 時間や食事や立地など、痒いところに手が届く設計 * 市への家族の流入のインセンティブ設計、安心できる環境の構築 * インセンティブを持っている人が意思決定者・プロジェクトを動かすポジションとして動けた など、複合的な要素が絡んでそれを乗り越えているが故に実現されつつある環境だと思いますが、素直に良いな~~と思った。 私が直接取材したわけでも『流山がすごい』
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May
31
純粋な善意と多様性を持って支援できる人なんてほとんどいない

純粋な善意と多様性を持って支援できる人なんてほとんどいない

事業部としてどうか、ということを相談したことはあるけど、自分のありたい姿とか生き方について相談した人は会社組織には1人もいない。 自分がオーナーシップを持っているから、というのもあるし、自分が相手を信用できていない、というのもあるし、純粋に相手にその善意と多様性がないから相談しようがない、というのもある。少なくとも今の私はそう認識している。 特に、人に同期通信で頼ったりせずとも、本と自分だけの向き合いなど、オンデマンドな深いコミュニケーションをできる媒体は世の中にいくらでもある。その1つが本だし、論文だったりもするし、ブログでの自分のアウトプットだったりもするし、生成系AIだったりもするし、アートだったりもする。加えてもちろん人もいるが、
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May
04
スタバの裏ミッションに関する一考察

スタバの裏ミッションに関する一考察

みなさんはスターバックス、通称スタバって行かれるだろうか? 私は東京の新宿区に住んでいたが、本当にあちこちにスタバがあって、私は常に素通りしているが、人が並んでいない店舗を見たことがないくらい人がウジャウジャしていなといつも思う。 (ちなみに私は人生で4回くらいしか行ったことない。1人では1回も行ったことがなく、人との待ち合わせとかで使っている。相手の希望で。) で、ふと考えた。 「スタバは『サードプレイス』って謳っているけど、本当はそれ以外の価値とミッションがあるんじゃないか?」って。 いや、サードプレイスとしての価値がないと言っているのではなくて、それ以外の価値もあるんじゃないかなと。
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Apr
18
プロジェクトワークと連続性

プロジェクトワークと連続性

企業価値を持続的に高めたいなら、MOATという概念をビジネスで具体に落とす必要があると考えている。 ただのお祭り型のプロジェクトワークで、ミーハーに集まったり離れたりをやって楽しんでいるだけだと、持続的な企業価値の向上にはつながらない。事実、コンサルティングファームとして上場している会社でも、プロジェクトワークをバンバンこなしているが時価総額も企業価値も一向に上がらず、時価総額数十億円ほどをずっとさまよっている企業がある。一方、プロジェクトワークとしてコンサルティングプロジェクトをバンバンこなしているうえで、ナレッジも人もお金も増え続けて企業価値が上昇し続けている企業もある。 私個人としてはAppleという会社やその製品は別に好きではないし、感触的には製品とかも常に過大評価されていて空売りを仕掛けてもいい企業だと思っている。ただ、これは私の個人としての主観的な見方であって、実際にAppleに空売りを仕掛けると含み損がかなり大きくなる確率が高いだろう。Appleを空売りすべきではないのは、AppleはMOAT戦略を取っているからである。そのなかのプロジェクトとしてM&
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