パートナーシップの理想
最近は特に思うけど、やっぱり没個性的なコンサルティングやアドバイザリーとしての働き方や姿勢が染み付いている人と話してると自分が疲弊する。
本音を出し合って、個性を発揮し合う関係が私の理想だけど、「顧客にとって正しいことをやる」という名目で、価値尺度を相手に委ねすぎて時間と経験を積みすぎていると、本音がまっったく見えない。
私はコンサルティングファームも受けたことはあるしちゃんと落ちたけど、落としてくれて本当に正解だったとヒシヒシと感じる。
『上達論』にあるように、一定の型があることの価値はあると体感的に知ってるし、あんまり意味のない車輪の再発明は好きじゃないけど、旧来型のコンサルティングファームという環境の価値尺度と、私の本音ベースの価値尺度とはやっぱり違うと感じることが多い。
私としては、
* 本音を出しての共通点があれば「せやんなそれそれ!!」
* 本音を出しての違いがあれば「
多様性について思うところ
本当の多様性は、遠くに目を向けたり新しい人を採用したりこれまだいなかったようなタイプの人を迎えることではなく、目の前にいる人の素を引き出すことにあると考えている。
素を引き出すことを目的としてではなく、自分の素をさらけ出すことを通して、目の前の人が素が出るかどうかを、課題の分離をした上で観察し、出していただけたら更に本気で付き合う。
眼の前の人が素を出さなかったら、まずは自分に原因がないかを観察する。本当にランディフは自分の素を出せているのか。自分が素を出せていないが故に相手が素を出さなきのか。
繰り返すが、素を出すこと自体は目的ではない。ただ、私は人生を通じて、当事者であること、そしてそのなかで自分の素(本音)を出していくことについてはこだわっていきたい。
価値を貫徹する覚悟と意志
2022年11月末に襲撃事件に遭われ、全治2ヶ月半ほどのところをわずか1週間ほどで退院された宮台真司さんの動画を2つ拝見した。
1つは、退院直後の2022/12/7に撮った23分ほどのリリース動画。
もう1つは、ちょうど2022/12/13のYoutubeのLive動画。
2つ目の動画の中での宮台さんの発言が力強く、特に下記2つのテーマについては心に響いたので紹介させてほしい。
※宮台さんの口語表現を一字一句正確に記載するわけではなく、一部文章表現に直している。
価値を貫徹する構えよりも、自分の居心地の良い場所に学習的に適応する構え。言論の界隈で、本物はどれだけいるのか。
襲われたから価値を貫徹する構えを変えたら、ヘタレがポジション取りしているだけだろうということで認識されてしまう。