3種類の承認と、自分の場合
個人的に、コーチングというものを最近は受けている。
コーチングセッションの中で出てきた概念とかフレームワークについてはどうしても気になってしまうので、その場では自分の本音を出すことを意識しつつ、自分の勝手な宿題としてセッションの中で出てきたことを調べて自分として掘り下げて理解を深めていっている。
直近で出てきたこととしては、「承認」には3つの種類があるとのこと。
* 結果承認
* 行動承認
* 存在承認
※「プロセス承認」と「意識承認」を含めて5種類で承認を整理する場合もあるが、今回の記事としては上記3つについてのみで書いていく。
人によって、嬉しさを感じる種類(場面)やそのウェイトは異なるものである。
30歳前後でMBA取って投資銀行?
私の知り合いで、先日、日本の大学院を卒業して、これから日本の投資銀行(証券会社)のM&Aアドバイザリーに転職・入社して働き始める人がいる。
その人は30歳手前くらいで、大学院に入る前には新卒から数年間を総合系コンサルティングファームで費やしていて、思い立って大学院に入ったそうな。
大学院に入った目的は、「起業の仲間探し」と「勉強」とのこと。
大学院時代の活動を少し聞いてみたが、自分と数人の大学院仲間でサービス立ち上げとか立ち上げの企画まではやってみたらしい。ただ今回投資銀行に就職したということは、
CFOとかPdMとかのインフレについての一考察
今現在(2023年4月時点)は自身はスタートアップと一般的に言われるような企業にいて、且つ、M&AアドバイザーとしてスタートアップのM&Aや資金調達について関与する機会をもらっている。
で、ここ2年位は特に、スタートアップ界隈を中心に、CFOとかPdMに求められる要素と難易度がかなり上がってきている印象。
背景としては、営利企業に期待される役割が社会的に広がったこと、具体的には、
* SDGsとかそこらへんのヘンテコリンな指標が要素として増えたこと
* 要素自体(例えば、ITベンダーツールで技術的にできること)
パートナーシップの理想
最近は特に思うけど、やっぱり没個性的なコンサルティングやアドバイザリーとしての働き方や姿勢が染み付いている人と話してると自分が疲弊する。
本音を出し合って、個性を発揮し合う関係が私の理想だけど、「顧客にとって正しいことをやる」という名目で、価値尺度を相手に委ねすぎて時間と経験を積みすぎていると、本音がまっったく見えない。
私はコンサルティングファームも受けたことはあるしちゃんと落ちたけど、落としてくれて本当に正解だったとヒシヒシと感じる。
『上達論』にあるように、一定の型があることの価値はあると体感的に知ってるし、あんまり意味のない車輪の再発明は好きじゃないけど、旧来型のコンサルティングファームという環境の価値尺度と、私の本音ベースの価値尺度とはやっぱり違うと感じることが多い。
私としては、
* 本音を出しての共通点があれば「せやんなそれそれ!!」
* 本音を出しての違いがあれば「
多様性について思うところ
本当の多様性は、遠くに目を向けたり新しい人を採用したりこれまだいなかったようなタイプの人を迎えることではなく、目の前にいる人の素を引き出すことにあると考えている。
素を引き出すことを目的としてではなく、自分の素をさらけ出すことを通して、目の前の人が素が出るかどうかを、課題の分離をした上で観察し、出していただけたら更に本気で付き合う。
眼の前の人が素を出さなかったら、まずは自分に原因がないかを観察する。本当にランディフは自分の素を出せているのか。自分が素を出せていないが故に相手が素を出さなきのか。
繰り返すが、素を出すこと自体は目的ではない。ただ、私は人生を通じて、当事者であること、そしてそのなかで自分の素(本音)を出していくことについてはこだわっていきたい。
価値を貫徹する覚悟と意志
2022年11月末に襲撃事件に遭われ、全治2ヶ月半ほどのところをわずか1週間ほどで退院された宮台真司さんの動画を2つ拝見した。
1つは、退院直後の2022/12/7に撮った23分ほどのリリース動画。
もう1つは、ちょうど2022/12/13のYoutubeのLive動画。
2つ目の動画の中での宮台さんの発言が力強く、特に下記2つのテーマについては心に響いたので紹介させてほしい。
※宮台さんの口語表現を一字一句正確に記載するわけではなく、一部文章表現に直している。
価値を貫徹する構えよりも、自分の居心地の良い場所に学習的に適応する構え。言論の界隈で、本物はどれだけいるのか。
襲われたから価値を貫徹する構えを変えたら、ヘタレがポジション取りしているだけだろうということで認識されてしまう。